長野県警察本部生活安全部生活安全企画課地域安全推進係から地域安全活動に関係するニュースをお届けします。

令和4年中の犯罪情勢  

【長野県内の情勢】
　長野県における令和4年中の刑法犯認知件数は６，６３５件で、前年と比べて６７６件増加し、平成１４年から２０年連続して減少していましたが、増加に転じています。検挙件数は３，５９１件で前年と比べて１９０件増加し、検挙人員は１，７６２人で前年と比べ５０人減少しており、検挙率は５４．１パーセントで前年より３．０ポイント減少しています。

◆重要犯罪の発生状況
　重要犯罪（殺人、強盗、放火、強制性交等、略取誘拐・人身売買、強制わいせつ）の認知件数は８０件で、前年と同数ですが、殺人、放火、略取誘拐・人身売買が増加し、認知件数の約4割が、強制わいせつ（３４件）です。

◆重要窃盗犯の発生状況
　重要窃盗犯（侵入窃盗、自動車盗、ひったくり、すり）の認知件数は８２９件で、前年と比べて＋２０６件と大幅増加しました。　認知件数の約９割を、空き巣や忍込み、事務所荒しや出店荒しといった侵入窃盗が占めています。
　侵入窃盗の発生は７８１件で、前年と比べて＋２０４件（＋３５．４パーセント）と大幅に増加しております。

【全国の情勢】
　全国における令和４年中の刑法犯認知件数は６０万１，３３１件で、前年と比べて３万３，２２７件増加し、２０年ぶりの増加となっています。
　一方、検挙件数は２５万３５０件で前年と比べて１万４，１３５件減少しました。また、検挙人員も、１６万９，４０９人で前年と比べて５，６３２人減少し、検挙率も４１．６パーセントで、前年より５．０ポイント減少しています。

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